2011年3月31日

報道等において、大気圏中のマイクロシーベルト/時と、一回あたりのレントゲンの600マイクロシーベルトを単純比較しているだけで、24時間で掛けると1日あたりどの程度、という説明をしないのは、わざとごまかしているのか?と思うほどだ。
これに限らず、TV出演している専門家たちは程度の差こそあれ国のコントロールを受けていると考えるべきと思う。

組織とは(まして国家とは)そういうものとの認識に立つべきと思う。一人の人間としては誰でも良きお父さん、お母さんだけれど、一端組織の中に身を置かれると異なる立場に立たされるのは過去の多くの事例が物語っている。
沖縄をはじめとして多くの機密文書などが米国から公表されて、当時の関係者が「国家に良かれと思って判断した」などと嘯いて今なお議員でいる例は別ですが(矜持を持合わせしていない人に何を言っても仕方ない
こと)・・・。

自宅待避から「自主避難」などという官房長官の発表には普通のお父さんも唖然としてしまう。
このような難しい判断を一個人に投げてしまい(投げざるを得ない)、その後の現実のフォロー作業に考えが及ばない(及んでいても避けている)ところに今の国の為政者がいる。
そのような責任回避する人に政治を付託したわけではないと言いたいところだ。
せめて、議員さんたちは東京などの安心なところにいないで、その対価に見合うよう一人のボランティアの立場に立ち現場で汗を流すべきと思う。
良き日本の矜持を持合わせている議員などはいないのかもしれない。