2013年4月1日

今朝の地方紙に「60代も働く時代到来 改正法施行」とあった。
厳密に言うべきだろう「働かざるを得ない時代」と。

言葉の綾と言う向きもあるだろうが・・・「働く時代」と言えば如何にも前向きの未来志向的ニュアンスが前面にでる。

個人的な考えとして幾つかの機会に発言したり意見を述べてきたが、日本はもはや「成熟社会(縮小社会)」の段階に入っていると思う。
・そのような視点にたった場合年金の支給を遅らせるしか方法がない。
・新たな支給開始年齢まで働いて生活費を賄ってほしい。
と言う本音(現実)を認めるべきと思う。

そう考えると若年層の仕事が減少していることと高齢者の生活の糧と想定していた年金制度の破綻が相まっている現在、相も変わらぬ成長戦略しか示せない為政者の言うことに耳を傾ける気にすらなれない。