2013年4月5日

地方紙に標記について職員組合が学長に「あしき癒着」と抗議文を提出という記事掲載があった。

政府の2012年度補正予算案に研究開発費約10億円が計上されたことを受けて資料漏洩問題で更迭された元原子力規制庁名雪審議官を山形大学重粒子線がん治療施設設置準備室教授に就任した人事に抗議した内容。

産官学の世界では散見される施策の一つと言ってしまえばそれまでとなる。
やはり、めげることなく声を挙げ続けることが大事だと思う。

2年前の3.11の後の3月31日付けコラム「原発事故への対応②」で
「組織とは(まして国家とは)そういうものとの認識に立つべきと思う」
と書いたことを思い出した。
そして、その後に次のように続けた。
「一人の人間としては誰でも良きお父さん、お母さんだけれど、一端組織の中に身を置かれると異なる立場に立たされるのは過去の多くの事例が物語っている」