2015年5月8日

記事は“米政府が議会に通知した方針の内容では17機、総額3600億円”と紹介している一方で日本でも防衛省が2018年度までの中期防衛力整備計画で17機の調達を明記していたという。

昨年5月25日の当コラムで紹介したアーサー・ビナード氏の講演での氏の話の中で自衛隊の戦闘機について語られたことを思い出した。

この時、丁度山形県は24日、25日と東北六魂際の最中、“ブルーインパルス”が話題となっており講演で氏がブルーインパルスを引合いにその命名の意味、経緯を次のように紹介していた。

・この戦闘機も米国の軍事用商品輸出の一環
・名前は米国での名前ブルーエンジェルスのコピー

そして、既に話題になっていたオスプレイもブルーインパルス同様にいずれ日本に売られることを示唆していた。

私たちは(私は)余程のことが無い限り防衛省の整備計画などを目にする機会がなくメディアもなかなかそこまで言及しないため、オスプレイがそのような計画の下で日本に配備されていることに不案内である。

丁度1年経過した今、氏が示唆したことが現実のものとなった(整備計画通り)。

氏が語っていた次の言葉を思い出した。

奥の奥(奥の向こう)にあるものを見通す眼(見抜く力)を持つことが大切