2020年5月5日

5日の朝のTVニュースでジャニーズ事務所が医療従事者用防護用具の不足に対して8千万円の寄付をすると表明したところ多くの賛同者が出て3億3千万円となり、それらをJALの協力も得て入手できたので寄付すると発表する嵐のメンバー(相葉)が紹介されていた。

3.11の時に学んだこと「誰もがそれぞれの立場で出来ることをすれば良い」の観点からすれば医療現場が助かる点で“いいね”を送りたい。売名行為として非難する向きもあると聞くが・・・それは有名人(会社)ゆえでありメディアへの情報提供の仕方の問題なのかもしれない。また、一つの美談として済ませて良いのだろうか?と手放しで喜べない複雑な気持ちにもなってしまう。

医療従事者用防護用具の不足が医療崩壊につながる要因の一つになると叫ばれて久しい。

様々な方面での自作のフェースシールドや雨合羽の転用防護服などが製作されて供給されているというような報道も見聞きしながら外出自粛の高齢者はこのような民間の協力にも敬意もって見守っている。

それはそれとして、医療従事者用防護用具の不足がメディアを賑わすがそれに対処する為政者(国など)のアクション情報(何かはやっているのだろうがその実施内容やその結果)がメディアなどであまり見聞きできないと感じるのは当方ひとりなのだろうか?もし対応策が取れないでいるならそれは何故なのだろうか?

民間人に出来て国が出来ないとすれば何か理由があるのではとも思う。メディアにはその問題の原因を調べて上記の報道に併せて取上げて欲しいと思う。