昨年11月2日のコラムで紹介した日本のエネルギーの将来像「中沢新一氏の著書に触発を受けて」の続編。
中沢氏や社会学者の宮台真司氏などが中心となって「脱原発」などを掲げた“緑”の政治運動体「グリーンアクティブ」を旗揚げしたという記事を見かけた。
先に紹介した著書の具体的展開としてのアクションのようだ。
自然や環境、地域に根ざした暮らしを大事にする誌生を「緑」で表現し、「3・11の後、日本人の間にわきあがった緑の意識を、社会を変えていく力にしていきたい」という。
その方法については様々な異見もあるだろうが、氏が紹介した著書で提起したことの実践行動としてウォッチングしたい。