2012年9月3日

たまたま見かけたTV番組「アカルイミライ」を見ていたら南木曽町の議員の報酬とそのアクティビティが取り上げられていた。

これまでも生業としての議員(まずは町村議会など)のあり方について次のような現状の一端を見るにつけ疑問を感じていた。
・極端な例を挙げると当選したその時から次の選挙を考えるような議員活動が多い
・年間を通して休日が無いと自慢げに話す
・多くの議員が選挙区の支援者の冠婚葬祭に駆け回るシーンが多い
そこで、次のような素人ゆえの大胆な発想転換は一考に価するのでは・・・。
・半ば義務のような裁判制度のような制度はどうだろうか
更に補完すると
・希望者による実費ボランティア
・期間限定(例えば3年)
・現職業保全を担保し議員を終えたら前の仕事(生業)に復帰する
一笑に付す人もいるかも知れないが海外での事例もあり、また、全ての人がこの対象には出来ないだろうがこのようなしくみでやってみる価値はあると思っていた。

そして、南木曽町を取上げたこの番組を見て何と日本にも参考になるような例があるではないか!!と目から鱗である。
http://akaruimirai.wikitoha.com/sigotokannkei/giinnninaruhouhou.html
http://kakaku.com/tv/channel=6/programID=32588/page=43/
地域番付などにも南木曽町の情報が乗っている。
http://area-info.jpn.org/area204234.html
因みに、わが山形市はというと・・・。
http://area-info.jpn.org/area062014.html

しかし、ここで取上げる参考になる南木曽町のポイントは次のようなことである。
・町議員の大半が「専業・生業」では無いこと。
・選挙に必要な供託金(一定の得票数に満たないと没収される)が不要ということ。
・町議会では、本会議約10日・委員会や町の行事へ出席を加えても年間約60日で、議員の報酬は月額14.3万円。全議員が他の本業(番組で取上げた議員(議長)はタクシー運転手)で生計を立てている。
・議員の殆どが担当プロジェクトを持ってその実現に注力している
・定員割れが生じている
・若者・中堅のU・Iターンに呼びかけている

日本の町村議員あたりから変革をしてもらいたい!!