安藤忠雄氏は高校在学中にプロボクサーでデビューし、卒業と同時に独学で建築を学んで資格をとったと言う異色の建築家。日本建築学会賞を受賞(1979年)したデビューの作品「住吉の長屋(1976年竣工)」は語り草?・・・
以下はウィキペディアより要約転記:
三軒長屋の真ん中の1軒を切り取り、中央の三分の一を中庭とした鉄筋コンクリート造りの小住宅。外に面しては採光目的の窓を設けず、採光は中庭からだけに頼っている。玄関から内部に入ると居間があり、台所や2階に行くには中庭を通らねばならない。かねてより機能性や連続性に絶対的価値をおくことに疑問を持っていたという安藤の渾身の表現であり、関西に根付いた長屋の住み方を現代風にアレンジしたものとして高く評価される一方で、「使いにくい」、「雨の日に傘を差さないとトイレに行けない」などの当然起こりうるべき非難もあった。また、航空写真、もしくは背面から建築物を見ると、壁面が一部セットバックしており、一般に公開されている、綺麗な長方形の平面図は一部フィクションである事がわかる。(一連の非難については、UT OCW Podcasts -安藤忠雄『建築をつくる、都市をつくる』その2- において安藤自身が述べていることが確認できる。また、現在も施主との信頼関係があるらしく、冬の寒さを訴える施主に対して「アスレチックに行け。」と言っているとのこと。)
ことの詳細は下記が詳しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8F%E5%90%89%E3%81%AE%E9%95%B7%E5%B1%8B
サワコの朝での話から今の時代に参考にして心に留めたいと言えば・・・
・過度な便利さ、機能性の追求はほどほどにすべきであるということ。
・適度な「不便さ、不自由さ」が感覚・感性・感度をみがき工夫や知恵を絞る喜びをもたらし豊かな生き方に寄与するということ。
ということだろうか!?!