2014年6月20日

地方自治体経営の課題というテーマについて地方紙の「論説・解説」コーナーに東洋大根本祐二教授の投稿記事が有った。
テーマは「公共施設の老朽化の更新」。

トンネルの天井崩落事故をきっかけにして衆目が集まっているがハード中心のこの国の施策は今に始まったことではない。

氏が提案するのは“少ない予算でのサービスを維持する「省インフラ」の発想の導入”で、具体的に要約すると
・インフラの多機能化:
・自治体間で施設を共有する「広域化」とそれを支える「ソフト化」
となる。

当方がこれまで提起してきた次の三つの事業遂行のコア・コンピタンスと合致する。
①ハード(インフラ・設備・システム・制度)
②ソフト(ハードの運用・活用のプロセジャー)
③ひと(利用者:消費者&ハード・ソフトの運用者)

日本が既に成熟(あるいは縮小)社会に入っているという考えに立って「①の縮減」とそれを補完する「②の強化」と「③の充実」が大事になると考える当方のそれに近いと思う。