2015年10月15日

阿倍首相の「一億総活躍」に対するメッセージとしての地方紙記事で触れられている。

歴史を遡って為政者がこのような表現を使う時の危うさに警鐘を鳴らす意味で重要なテーマと思う。

最近ではスポーツ界でも言葉こそ違うがしばしば見聞きする「オールジャパン」もその類と言える。

社会に格差、貧困が拡大する時にこそ「一体化」が打ち出される≒愛国心も同じで、同時に人を糾弾する時に便利な言葉で、そのような表現が世間に溢れる時は危機的な状況と言えるのではないだろうか?

そのような意味でも芸能人の結婚報道に出産で貢献を求めたり、出生率を為政者が口にした時は気をつけなければと思う。
芸能雑誌とは違った意味で為政者の危ない発言とその意味するものも考えてみる必要があると言える。