2016年6月18日

この小さいスペースに”内なる「セコサ」議員報酬巡る取材妨害 力でなく言葉で説明を”というタイトルで書かれていた。

権力と金を持つと誰もがなりうることの好例(本来の意味ではないが「君子豹変す」)。
いつまでもこの様なことを繰り返すのかと思うと情けなくなる。

以前、来日してメディアで話題になったウルガイのムヒカ元大統領の生き方を参考にしてもらいたと思う。
つまり、全てのレベルの為政者には無理と思うが次の例にあるように根本的にボランティアの考え方を取り入れる必要があると思う。
<南木曽町議員の例(2012.09.03の当コラムTV番組「アカルイミライ」で知った町議員のあり方でも次のように取上げた>

・町議員の大半が「専業・生業」では無いこと。
・選挙に必要な供託金(一定の得票数に満たないと没収される)が不要ということ。
・町議会では、本会議約10日・委員会や町の行事へ出席を加えても年間約60日で、議員の報酬は月額14.3万円。全議員が他の本業(番組で取上げた議員(議長)はタクシー運転手)で生計を立てている。
・議員の殆どが担当プロジェクトを持ってその実現に注力している
・定員割れが生じている
・若者・中堅のU・Iターンに呼びかけている

日本の町村議員あたりから変革が必要と思う。

<海外の議員の例>
・住民自治の考えが長年浸透してきたスイスでは住民の代表者が生業とは別に議員として夜間に議会に通う
・イギリス、フランス、スエーデンなどでは地方議員は原則無給

このような状況を拙い歌に詠えば・・・。

*為政者が懲りずに語る「成長」は生業ゆえの錦の御旗
*不祥事がメディアにぎわす今だから心にわき出づ「名こそ惜しけれ」