2016年6月22日

東電の第三者検証委員会の公表した報告書を基にした今回の記事だが、そもそもこの委員会はどのような経緯、誰が設置したのか良く分からない。

調べてみると今年の3月9日に東電が設置した3人の弁護士(田中泰久弁護士、田中善三弁護士、長崎俊樹弁護士)で構成されている。
舛添前都知事の第三者として周知、疑問視された田中弁護士も入っているのに驚くと共に、この第三者検証委員会と前東京都知事の時の第三者との差異をあまり感じられない印象。

記事に書かれていることに次のように問いたいものだ(実際にモニターとしてコメントしたが応えは無い)。

・この第三者検証委員会をどのように捉え評価するか?
・第三者(委)は「権限が無い」として官邸の関与を調査せずという報告を納得できるか?
・仮定の劣化は<why(なぜ)>や想像力の後退である
・日々の情報の根っこに思いを寄せ、自分のリトマス試験紙を用意しないと、足をすくわれかねない