2020年5月25日

今日のAM あのアベノマスクが届いた。
4月1日の発表から1カ月と25日、数百億円が掛かったと揶揄される品物。

「スピード感を持って」と幾度も聞かされた言葉が虚しくも思える一方、子供の頃にしばしば風邪をひいた時などに世話になったガーゼマスクと似ておりある種の感慨が浮かぶものでもある。6年前に詠んだ次の一首を思い出す。

  ・風邪に臥し久々に見る夢の中母の十八番の懐かしき粥

秘書官の発案と言われ様々な論議がなされている曰く付きの品。以来、公の場面で窮屈そうな小さ目のマスクにこだわる姿が痛々しさも伴い脳裡に残る。

アベノミクス、アベノリスク、アベノマネーなど色んな言い方がなされているがこのアベノマスクは今の政権の有りようをシンボライズする表現として当方の記憶に定着してしまいそうだ。