2020年3月13日

COVID19関連の情報が出始めた2月の10日前後に素人なりに今回の新型ウイルスとこれまでのウイルスとの主な違いを次のようにピックアップして情報交換する知人に伝えながら2月20日には本日(3月13日)に開催を予定した主宰する地域活動の反省会、意見交換会@飲食店の中止を決めた。

 ①感染者は発症前(感染に気付いていない)にもウイルスを出す

 ②検査薬、検査体制、治療方法が確立されておらず感染者発見に時間を要する

 ③武漢が封鎖をする以前にも既に多くの中国人、外国人や日本人が日本国内に入っている

その間、メディアの映像(チャーター便、ダイヤモンド・プリンセス号、屋形船、その他)での検疫官の防護服の様子、船内での検疫、検査作業、また感染者受入れの旅館や病院などでの状況・情報を見ていて防止技術のプロトコルが徹底されていない様に思えてこれでは感染が広がると懸念していた。

かつて勤務した企業で医薬品製造の工場や設備の設計・建設に携わったことがあり、原薬(取扱い量の桁が違うのでかなりの危険物)封じ込める「バイオ&ケミカルハザード防止技術」については一般の方よりは知見を保有しているつもりです。

その後和歌山、沖縄、北海道・・・各地で感染の情報(院内感染も含む)を見ながら遅かれ早かれ山形にも・・・と思っていた。

また、素人が入手できた情報では発生国中国が国家の威信を賭け権力を行使して封じ込め作業を進めたこと(具体的な作業の是非は別にして)や台湾などの対応、対策から日本をはじめ多くの国々が学ばなかったように思える。

その後約1カ月が過ぎ後ろ向きとも思えたWHOが漸く「パンデミック(世界的大流行)」を表明した。

この間WHOが機能不全に陥っていてそれを避けるための「イニシアティブ」は殆ど取らなかったように見受けられるが・・・ことここに至ってしまえばその「封じ込め」の視点からは時すでに遅しと言え先が見通せない状況。

高齢者はひたすら普通のインフルエンザとの違い(上述COVID19の3つの特徴)を肝に銘じて冷静な行動&自衛をするしかない。