人の世の哀しきことよと仰ぎ問ふまつ毛にひとひら春の雪舞ふ/しずかにも降りくる雪かつくばひてふれれば消ゆる淡き恋かな/つくばひて 握れば雪の 冷たくも 我が身の内の 春のいそぎや
作品:写真短歌
投稿者:林 保彦(谷地八幡宮宮司)
写真撮影地:河北町谷地
コメント(林さん、黒沼):
きのう立春。腰折れを恥ずかしげも無く、すみません。春の雪でした。明けて今日は、真冬でした。春の雪。春のいそぎを入れて詠みたかったので。(by林)
一枚の写真に2首に続き今回は3首の3連作。改めて、写真ひとコマに一つの詠草で満足せず更なる展開が可能という視点に気付かされました。(by黒沼)
投稿日2021年2月4日
投稿者kuronuma