2012年10月26日

昨日の午後に石原慎太郎氏の記者会見の報道番組を見た。

第一の印象は何と我儘な・・・。
そして、その位厚顔無恥でなければ政治家にはなれないのかもしれないと言う思いが湧いた。

選挙で託した都民がどう思うかに対する「分かってもらえるはず」という発言には口が塞がらない。
また選挙に費用(税金)がかかることはどう考えているかと問いたいものだ・・・。
メディアからはそのような問いかけやら指摘もなく、単に政局のみに言及する状況は本当に情けない。

病気などの理由や高齢による気力喪失なら是非も無しと言えるが、まだ2年半の任期を残して、しかも気力は充分のようである。
政治家にはその一分や矜持など求めてはいけないということだろう。

地方紙に「老人よ重要職から去れ」と書いた養老孟司の言葉を思い出す。
その意味は「ある年齢に達したら若手を育てたりサポートする側に廻れ」ということだが政治家には通じないことだろう。
何故ならいまだに亡霊のような現役国会議員がいるようだから。