2013年7月28日

地方紙に“原子力規制委員会が汚染水の漏えい源と疑う敷地海側のトレンチに溜まっていた水の放射性セシウム濃度を「23億5千万ベクレル/L」と発表”し『廃炉に向け当面の最重要課題は事実上、破綻している』と記載があった。

つまり、1日当たり400トンのペースで増え続ける汚染水に、誰もが解決策を提示できないというのが【日本の原子力政策】と言える。

6月3日のコラムで「原発の海外輸出についての新聞記事」について書いたが円借款という仕組みで提供される国々の為政者はこのような実際の現実を知っているのだろうか?

知っていてそれでも実施するのが為政者なのかもしれず、その国民にその「つけ」を回されることになるのは原発の限らずこれまでの多くの歴史が語っている。