2013年10月26日

この日の番組のゲストは最近TVに露出している教育学者?齋藤孝氏。

対談の中で心に残ったことを列記する。

・英語の教育を小学校で注力することより国語の教育、会話力、即ちまずは自国語で
考え、それを相手に伝える会話力に時間を割くべし。 ⇒同感。
・期せずして前のコラムで取上げ紹介した国語教師や「国語、読書などによる総合力」と
言い切った「国家の品格」著者藤原正彦の言葉が・・・
・「教育改革」は結果が出るまで時間がかかることからしばしば、安易に手をつけたが
る(責任を問われ難い)為政者の方針に沿った答申しか出せない有識者の審議会の指針
などではなく、このような現場での地道な行動によってしかなしえないということを
肝に銘じたい。

因みに当方の昔の海外での経験を紹介する。
♪エンジニアリング企業入社間もない頃に会社での就業前の英会話教室で「日本の結婚
式で女性が身にする“角隠し”と“綿帽子”の違いを知っていますか」と問われ
誰一人答えることが出来なかった。
♪海外現場(たしかクゥエート)でのたまのパーティで欧米などのエンジニアから
日本の歌舞伎、文楽、狂言などについて問われて窮したことがある。
日本語ですら語ることが難しいことを英語でなど出来ないのは明らか。