2014年8月15日

メディアの報道によれば9日の長崎の平和記念式典後にホテルでの被爆者団体5代表と阿倍首相が面会しその終了後に被爆者連絡協議会議長が「集団的自衛権については納得していません」と述べたのに対し首相は「見解の相違です」と言って立ち去ったという。

2014.08.08付け当コラム「広島記念式典での阿倍首相のスピーチ」で前年度のスピーチの「コピペ」を取上げた。

今回の「丁寧な説明」も型通りのセレモニーと考えているという姿勢が見え隠れする。
「丁寧に説明する努力をすることで必ず理解をいただけると思う」という表向きの発言とは裏腹に実際はこのようなものであることは何度となく見聞きしているので驚きはしないが・・・。

わざわざ意見交換に出かけた先で代表の一人の訴えに「切れた」と考えるのが妥当と思う。

どうしても自分が敷いたレールから外れたくない人間が「丁寧な説明」を放棄した際に残す言葉(残す捨てゼリフ)とも言えるのでは?