2016年7月3日

3年前のアルジェリア人質事件、パリ襲撃事件、ベルギー・・・と連鎖が続く。

日本人がターゲットになることが顕著になったのは後藤健二さんの殺害事件辺りからという印象がありるが、そのきっかけは安倍首相がエジプト訪問の際に「ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるため、2億ドルを出す」と表明(*)したことが大きな要因と私は思っている。

*:http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/eg/page24_000392.html

これらは根っこに宗教・民族が絡むこと、報復では解決しないことは周知であり、宗教・民族問題を論議する国際機関での論議が待たれる。
特に宗教に寛容な日本こその出番がそこにあるはずと思うが国には毛頭その気はなくメディアにもそのような論評はもちろん気配すら見られない。