2020年11月4日

隣市上山にある身近な低山でもある三吉山に登ってみた。

三吉山は上山市のクアオルト事業として取上げられて最近は登山者が増えているという。
案内にあるように約1時間のルートを写真撮りながらの山路。

森林帯を登っていると突然視界が開け、里山とは思えない大規模なガレ場「岩海」が広がる。見降ろすと足元の「岩海」の先に紅葉の五彩が色を添えその先に上山市内、近郊の山並みそしてその背後には雪を冠する月山、朝日連峰があり一見に値すると思う。

岩海がどのようにしてこの低山に出来たのかは定かでないようだが次のような説があるようだ。
・蔵王の噴火で飛んできた岩が堆積した。
・昔地下のマグマが地表に噴出し岩となり均等に砕かれた。
・氷河期の冷却により岩が砕かれた。

山頂の社の前の展望に加えて社裏側(展望スペースとなっている)からの展望が秀逸。
紅葉の枝の間に遠く冠雪している月山が眺められ格別のスポットとなっている。
晴天では無かったのが残念。次回に期したい。

山頂からは上山葉山(687m)へ30分(約1.3km)との案内が出ていた。
後で調べてみると尾根伝いのように思われ低山縦走になっているようで次の機会の楽しみにしたい。
昼食と休憩を取って帰路(約40分)に就いたが心に沁みる秋の半日となった。