今日(1月5日)のNHKETVの日曜美術館でファッションデザイナー皆川明氏を取上げていた。もちろん初めて知るデザイナーで作品を見るのも初めて。
番組では次の様に紹介されていた:
「ファストファッション全盛の今、流行にとらわれない独自の生地作りで注目されるデザイナー・皆川明。若い頃は長距離選手として活躍、魚市場でも働いた異色の経歴を持つ皆川は、服、絵画、さらには人生100年時代の幸せな生き方そのもののデザインを目指す。キャリア25周年を記念した大規模な展覧会から、異色のデザイナーの頭の中に迫る!」
特に共感を覚えたのは詩人谷川俊太郎とのコラボ絵本「はいくないきもの」の紹介箇所で、皆川氏のデザインに谷川氏が詩?を付けた作品。
昔風に言えば共同制作作品、今風に言えばコラボ作品。
当方が平成22年から短歌を嗜むようになって始めた「写真短歌」は“独りコラボ”と言える作品づくり。 短歌の世界でも俵万智が他人(プロ)の写真に短歌を添えた作品などの冊子を出してはいるが・・・自分の写真に自身の短歌を添えた写真短歌はあまり見かけない。
昨年11月にリニューアルした弊HPで「写真短歌」コーナーや、「写真短歌・写真俳句・その他投稿」コーナーに掲載している作品もその質を問わないとしてETVの番組で紹介した皆川氏×谷川氏のアクティビティと同じ領域と得心した。