2026年7月18日

明治の文豪・夏目漱石が「人間の利己(エゴイズム)」に迫った
小説「明暗」には次のような記述があるという情報を見かけた。
かつて読んだはずだが、記憶に残っておらず有難い情報です。

・・・「わざわざ人の嫌がるようなことを云ったり、したりするんです。そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる事が出来ないんです」「僕は無能です。仕方がないからせめて人に嫌われてでもみようと思うのです」・・・

自分が無能と自覚している(?)からこそ、あえて周囲に嫌われる行動を取り、
存在感を知らしめる。
もし、そうであるならまったく身勝手な考え方だが、漱石の小説を待つ
までもなく、今のこの国のトップもそのように見えてくるから不思議な
ことで、また人の性(さが)を見抜いていた漱石の眼力に脱帽です。