昨年末から次のような原子力発電所のトラブルのメディア情報に驚かされている。 1.中部電力浜岡発電所 2.東京電力柏崎発電所
もちろん、これまでも原子力発電所については数多のトラブルや事故がなかったわけではない。その最たる事故は忘れもしない東日本大地震に誘発?(非常用発電機の設置場所が津波を想定していなかったことが一大きなトリガーになった?)された福島第一原子力発電所事故と言える。
ふと、かつて県内の研修講座でしばしば取り上げ紹介してきた次のような事業(プロジェクト)遂行のポイントを思い出しました。今回取り上げたテーマに潜む問題の様に思えます。
≪コア・リソース(核となる資源)≫ ●ハード(インフラ・設備・システム) ●ソフト(ハードの運用・活用のプロセジャー&しくみ) ●ひと(利用者:消費者&ハード・ソフトの運用者)
≪コア・コンピタンス(核となる能力)≫ ●合意形成確保のスキル ●課題解決のためのスキル ●事業遂行管理(プロジェクトマネジメント)のスキル ●アカウンタビリティ(プロセスのオープン化)の姿勢
1(中部電力浜岡発電所)は如何にハードやソフトが調っていても扱う「ひと:運用者」に倫理感が無ければ立派なハードやソフトもただのむくろであることを物語っています。 2(東京電力柏崎発電所)は原子力発電所の廃炉の長い道のりのさ中にある福島第一発電所事故を起こして周知となった東京電力であり、メディアの報道を視聴する限り、今回のトラブルは未だに技術の低下を露呈している証左としか言いようがない。
何れのトラブルの解決のために上記のコアコンピタンス(核となる能力)の更なる研鑽が待たれる。
