・原発関連フランス新聞記事の和訳サイトに日本の報道が変わってきたことが記載されている( http://www.francemedianews.com/articles-blog.html )
・事故発生から「3週間」を過ぎてようやく国は原発の見通しを
「数ヶ月」と発表し、私たちに長期戦での対応を求めたことになる。
放射線の事故は【 初期被曝を避ける事 】が大事という専門家の
意見も有る( http://takedanet.com/2011/04/45_14ad.html )。
・今朝の朝刊では法律で認められる濃度基準の500倍の汚染水を海に
放出という記事が出た。
これは事前告無しに国が自ら法律を破ったということなり素朴な
疑問が残る。
また、同じ新聞に長崎大学病院の医師達が南相馬市を巡回という
ルポがある。
しかし、その中味を読み進むと・・・「私は長崎の医師です。
この放射線の値は高くないので、放射線は気にしなくてもいいですよ」
と20~30km県内の自主避難県内の屋内退避者(多くは一人暮らし
の体の不自由な住民)に・・・とある。
まだ専門家の間違い(と私は思いたい)が継続している。
・「サンデーモーニング」(TBS)の「考・防災 ~人智の限界~」と
いうコーナーでの中村桂子氏(JT生命誌研究館館長)のコメントが
頭に残った。
【 自然に想定はない。自然に想定外はない。思いがけないことが起こるのが自然だ。】
・原発関連Webサイト記事から気になる箇所をピックアップ(以下)。
○・・・「危険を承知で知らない顔をする」ことこそ「風評」であり、事実を直視することは「風評」ではありません。事実を見るには勇気が要りますが・・・。
○「風評」は情報操作などによって発生する正しい社会の反応。「野菜の放射線を測定するときには、<出荷のまま>ではなく、良く<流水>で洗ってから測定しなさい」という政府の通達に消費者は「数字は当てにならない」ので、「産地で判断する」ことになります。これは【政府】が作り出した風評と言えます。
○公共放送への疑問符
2006年4月16日(日) 午後9時から9時49分に総合テレビで「汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~」という放送をし、今でもNHK ONLINEで見ることができます。福島原発の近くの海から規制値の3355倍の放射性要素が出た時に、「健康に影響はありません」という保安院のコメントだけを紹介し、このような高濃度の放射性要素が健康に影響を及ぼすという考えの人のコ
メントは出しませんでした。つまり NHK は片方では「チェルノブイリの放射性障害が考えていたよりもはるかに大きい」という放送をし、片方で「福島原発の放射性障害はほとんどない」と言っている。
2011年4月5日