2016年9月16日

当方が初めてバリアフリーに係わったのが18年前(1998年)。         その後は県の審議員に携わったりもしたが、この記事に紹介されている県「心のバリアフリー推進員」養成というこのサブタイトルを見て、漸く県もここまで来たかという印象を持った。

因みにその頃(18年前)はバリアフリーという考えがこの山形ではマイナーな考えであったし自身もまだ詳しくはなかった。そんな折、ある企業の事業展開支援に係わる過程でいろいろ調査、検討したがその時にバリアーを次のような「六つのバリアー」と規定したことを想い出した。
物理的なバリアー/制度的なバリアー/情報的なバリアー/意識的なバリアー/経済的なバリアー/文化的なバリアー

「こころのバリアフリー」はこれらの中の「意識的なバリアー」と類似していると思われる。

最近(大分前から)はバリアフリーという考えから「ユニヴァーサルデザイン」という考え方に移っている。それはしょう害者だけにとっての視点ではなく「老若男女だれにとってもやさしいデザイン」という概念としてとらえる考え方とデザイン手法として広まりつつある。今回の記事にある県の「心のバリアフリー推進員」養成という動向を見守りたい。