2020年4月24日

今日24日の地方紙に次のような見出しの記事がありました。
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“少ない検査数 識者が警鐘 「陽性率」高く感染爆発見逃す恐れ”の見出しと「東北6県のPCR検査状況(1/15~4/21)」のグラフの掲載そして本県の陽性率3.9%
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ちょっと遅くはないか? 
いまさら・・・の印象を持ってしまうのは当方だけなのだろうか?
 
数値の表現はその母数を抜きに語るべきでないことは3月16日の弊コラム“COVID-19感染者数の評価(真偽)を思う(*)”で触れた。
*:http://ruruc.kir.jp/sk-solutions/web1/archives/column/4591
 
新型コロナの場合は未発症者(無症状)がウイルス(生物ではなく何層もの脂質(脂肪)でできた保護膜に覆われたたんぱく質分子DNAである)を出すことは前に紹介しました。
東北で検査数が一番の本県の陽性率は3.9%。
検査数が最小(山形県の約1/7)の岩手県は感染者が0(当然陽性率も0)であるが検査数を増やせばその保証は無いと考えるべきと思う。
 
当山形県でも更に検査数を増やせば陽性率が変わるのは明らか。
やはり、都道府県の検査体制・姿勢を表わす「人口10万人当たりのPCR検査数」も表示して他の都道府県の現状との比較で論じる必要性を強く感じる。