連休最後の一日、白季千加子を久々に聴いた(もちろんLPで)。
知る限りLPは5枚+1(Best)しか出していないがBest以外の5枚を保有している。
*流れのままに:1977
*あ・ん・た:1978
*うつむきかげんに:1979
*あい(愛)らぶ(裸舞)ゆう(憂):1980
*P.M.6:35 AUTUM:1980、
*おてんとさま嫌い:1981 (Best)
興味を覚えた方は・・・
・明日からは:http://www.youtube.com/watch?v=ANg-bGbxJYo
・幸せになれるのに:http://www.youtube.com/watch?v=8sbXLSQGidk&feature=player_embedded
・夜汽車:http://majale.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=12042
・狂い雪:http://www.youtube.com/watch?v=s9gZF58NK1c&feature=player_embedded
白季千加子の現況:
地元、青森県弘前市弘前市の有名なライブハウス蔓灯籠で、そこを拠点として、主婦となった現在も時折音楽活動をしているようだ。
30歳代(80年代前後)にユーミン、揚水、拓郎・・・などのメジャーにも感心を持ちつつもマイナーにこだわりを持って浅川マキ、山崎ハコ、白鳥英美子などを聴いていたが、白季はそれよりも更に離れたところで唄っていた歌手で心の深いところに響いた歌手である。
「人間は明るさのみでは生きていけない」という考えに共感し「暗くてはいけないのか?」と発してきた当方としては、さらに「暗さ」が必要という拠り所として次のような話を紹介したい。
ある研究機関が「一日中咲いている花を作りたい」と試みたことがあったとか・・・気持ちもわかるけれど花が開くためには日光と暖かさだけではなく「暗闇と冷気が必要」ということは良く聞く話。
茎や葉は日光が出たときに栄養分をたくさん得るため夜に伸びるらしい。暗闇と冷気の中、日光が当たったときに鮮やかに花を咲かせるため、
淡々と準備を進めているということか・・・。
五木寛之に言わせれば“朝顔は闇の底に咲く”である。
余談を一つ
マイナーなLPやCDを持寄って聴いたりできる集まりはどこかにないだろうか?
あればそこでさらに、絵画、写真、本・・・などについても語り合える場所と時間があればなお嬉しいのだが・・・。